秋田未来創生会議

秋田未来創生会議 ■秋田県在住、秋田県出身者、秋田に所縁がある、秋田が好き、なら誰でも参加OK!



2015-08-10
研究7.醤油(しょうゆ)


2015-08-05
研究番外編 竿燈まつり


2015-08-02
研究6.納豆


2015-07-31
研究5.塩魚汁(しょっつる)


2015-07-30
研究4.日本酒


2015-07-29
研究3.水


最新情報

【最終更新日:2015-08-02】

研究6.納豆

代表的な日本食のひとつである「納豆」。
その産地と言えば茨城県水戸を思い浮かべる人も多いですが、2014年2月、納豆日本一を決めるコンクール「全国納豆鑑評会」で栄えある1位に輝いたのは秋田県の納豆「国産ふっくら大粒ミニ2」でした。

このニュースはインターネット上でも「何ーっ」、「知らんかった」、「秋田は納豆発祥の地だからね!」と話題になった。

納豆発祥の地秋田、由来は金沢の柵を含む横手盆地一帯を戦場とした後三年の役(1083-1087)は、八幡太郎源義家と清原家衡、武衡との戦いは、歴史に残る壮絶なものでありました。この戦いの折りに、農民に煮豆を俵に詰めて供出させた所、数日をへて香を放ち、糸を引くようになった
これに驚き食べてみたところ、意外においしかったので食用し、農民もこれを知り自らも作り後世に伝えたと言われております。

納豆の美味し食べ方

北大路魯山人(きたおおじ ろさんじん 1883~1959)は大正から昭和にかけて活躍した陶芸家であり書家でした。大正10年には美食倶楽部を主宰し希代の美食家としても大変有名な方です。

週刊ビックコミックスピリッツに連載中の「美味しんぼ」で主人公、山岡士郎の父、海原雄山が師と仰いだ(という設定)としてご存知の方もいるでしょう。

その魯山人が1960年に著した「魯山人の料理王国」という本の「納豆の茶漬け」という章で納豆の「こしらえ方」として以下のように記しています。

『納豆を器に出して、それに何も加えないでそのまま二本の箸でよく練りまぜる。そうすると、納豆の糸が多くなる。(中略)かたく練り上げられたら醤油を数滴落としてまた練るのである。また醤油を数滴落として練る。(中略)糸のすがたがなくなってどろどろなった納豆に、辛子を入れてよく撹拌する。この時、好みによって薬味(葱の微塵切り)を少量混和すると、一段と味が強くなってうまい。(via P.174)』


みなさんはどんな食べ方で納豆を食べていますか?