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【最終更新日:2016-02-16】
陳情書「外旭川テーマパーク構想の実現について」
外旭川テーマパーク構想実現について、秋田市議会へ陳情書を提出させて頂きました。下記にて全文公開させて頂きます。
陳情第33号 「外旭川テーマパーク構想の実現について」 平成28年2月15日受理
春寒の候、貴職におかれましてはますます御健勝のこととお喜び申し上げます。日ごろより市政発展に対し、たゆまぬ努力を重ねていただいていること、当会一同心強く思っております。
さて、私たち「秋田未来創生会議」は、秋田を愛する秋田市民の有志が集い、地域のさまざまな活動を通し、将来が少しでも明るくなるよう自由に語り合い、夢を現実に近づけるよう活動している団体であり、2月1日現在430名の会員がおります。ホームページは、昨年4月の開設以来、秋田県内、県外を含め、多くの方々から閲覧していただき、意見等も多数賜っております。
貴職も十分御認識されておられますとおり、現状の秋田は人口減少、若者の県外流出、少子高齢化と決して明るい状態ではありません。当会では元気の出せるまち秋田実現のために話し合いを重ねております。
昨年、当会が提出いたしました、外旭川テーマパーク構想が秋田市の発展にどのように寄与するかを検証し議論していただくとともに、当該構想の雇用創出によって、若者の県外流出抑制対策になり得るか検証していただきたいといった陳情に対して、議論をしていただいたことに感謝申し上げます。
また、当該構想は、3千人規模の雇用創出や秋田県内のみならず県外、国外からの利用を想定した、農・工・商が連携された新産業の拠点づくりの構想でありますが、三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社による試算結果は秋田県内への経済波及効果が1,450億円、雇用の創出が9,000人以上と示されました。今後、秋田市にこれほどの大規模な民間による投資が将来行われることは考えにくく、秋田市にとって、まさに千載一遇の機会であることは明白であると、当会での結論に至りました。
来年度より地方創生に向けた目標や施策の方向性が示されるとのことですが、元気と豊かさを次世代につなげ、人口減少抑制に向けた具体的事案として当該構想を実現することで、将来の若者や子供たらが暮らしの豊かさを実感できるまちになるのではないでしょうか。
本年3月より東北新幹線が新函館北斗駅まで開通します。それに伴い、都市からの交流人口がますます太平洋側へとシフ卜されていくことが予想されます。秋田市においても2016年度から機構改革の一環として交流人口の増加施策、6次産業化と農・工・商連携の推進を図る目的で「観光文化スポーツ部」「産業振興部」を新設されると報道されました。まさに地域産業の振興と雇用の創出を掲げる当該構想が目指す方向性と合致するのではないでしょうか。
当会といたしましては、秋田の未来を担う若い世代の意見要望が反映された市民参加型の外旭川テーマパーク構想の早期実現を強く要望し、下記事項について陳情いたします。
記
1 当該構想の経済波及効果等を試算したとされる三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社から、試算の根拠と結果について説明を受けること。
2 三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社の試算した経済効果試算を参考にして、秋田市が策定した地方版総合戦略に掲げる「目指すべき方向」の実現のために、当該構想が一助になり得るかを検証すること。
平成28年2月15日
秋田市牛島東六丁目12-7
秋田未来創生会議
主宰 槙 野 良 孝
秋田市議会議長 渡 辺 正 宏 様